CPUの種類と選び方について

CPUの種類と選び方についての解説

PCの性能に直結する重要なパーツであるCPU。

CPUの種類や型番、用途別の選び方を解説します。

メーカーと特徴

メーカーはインテル・AMDの2社が世界シェアのほとんどを占めています。

◆インテル製のCPUはネットサーフィンなどのライト使用からビジネス使用やデザイナー・プログラマー向けまで多様なニーズに適応する幅広いラインナップを展開しています。 GPUを内蔵しており、ビデオカードを使用せずにモニターに映像の出力が可能です。

◆AMD製は「Ryzen」シリーズの登場により、一般ユーザーへの認知が高まってきました。インテルの「Core i」シリーズと同等またはそれ以上の性能を持ちながらも、コストパフォーマンスに優れています。

型番・グレード・世代の見分け方

CPUの型番名には”世代情報””シリーズ情報”等が含まれております。
  インテル・AMDともにグレードが高いものほど高性能で、負荷の大きい作業も行うことができます。また、CPUは同じグレードやシリーズ名であっても発売時期によって”第〇世代”と分類されます。 新しい世代のモデルほど性能が高くなります。

クロック数・コア数・スレッド数とは?

◆クロック数はCPUが処理を行う際の速さのことです。「Hz」単位で表されます。一般的に数値が高いほど、時間内に多くの処理が可能となりCPUが高速になります。

◆コア数は1つのCPUの中あるコアの数を表しています。コアとはCPUの中でも演算処理を行う中核部分にあたります。コアの数が多いほど複数の処理を同時に行うことが可能です。

◆スレッド数は「4コア8スレッド」のようにコア数と並んで表記される場合が多いです。OS上で認識されている「論理コア」と呼ばれています。通常はコア数(物理コア数)=スレッド数(論理コア数)となりますが、 近年では処理効率を高める技術の向上により、実際の物理コア数よりも多いコア数として認識させ、効率的に処理を行うことができるものが増えています。

CPU末尾のアルファベットの種類

CPUの中には末尾にアルファベットがついたモデルがあります。このアルファベットは「サフィックス」と呼ばれます。それぞれのアルファベットには意味があるので、 「デスクトップ向けかノートPC向けか」「オーバークロックが可能か」「CPU内蔵GPUが搭載されているか」「消費電力の目安」等がわかります。

CPU別・用途にあった選び方

CPUのグレード別で用途に合った選び方が可能です。※同世代で比較した場合でございます

       

用途別・おすすめのスペック構成

用途別におすすめのスペック構成をお伝えします。商品選びの参考にしていただければ幸いです。

◆インターネット・文書作成・動画作成
→WPS Office2を使用し、文書作成や表作成など比較的負荷の軽い作業のみの方

◆アプリケーション使用による文書作成・表計算など
→通常利用での動作やリモート会議などでZOOM等を使用

◆通常利用で快適に使用、多少負荷がかかる作業もこなせる(GPUによってはゲームや、映像編集など)

最近閲覧した商品 VIEWED ITEMS

BACK TO TOP